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「うつヌケ」という言葉の違和感。精神疾患のアイデンティティ化

精神疾患
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なかなか僕のうつ病に理解を示してくれない父親ですが、それでも多少は理解してくれているのか、よく「はよ“うつヌケ”せなあかんな〜」と言います。

この“うつヌケ”という言葉、どちらかというと年配の人で、うつにあまり理解のない人が使っている印象を受けます。あくまで個人的にですが…。

というわけで調べてみました(^_-)-☆


うつに悩まされる状況を抜け出すこと(うつ病の克服)を指す表現。漫画家・田中圭一による体験記のタイトルでもある。田中はうつに悩まされる日々を暗鬱としたトンネルにも喩えている。(Weblio辞書より抜粋)


やはり「うつから抜け出す」という意味があるそうです。……まぁ文字通りですねw

「うつ」を暗いトンネルに例え、そこから抜け出して明るい外の世界へ行こうというものです。

いつも思うのですが、うつ病経験者でない人は、こういった「うつを治す」ことに傾注した物言いをしてきます。

これってうつ病の人間からしたらつらくないですか??

少なくとも僕にとってはかなりつらいです。なぜでしょうか…

うつ病であるということを客観視するということは非常に難しく、例えば足をケガして「このケガを早く治さなきゃ」と客観的な治療の決意をすることは比較的容易と思われますが、うつ病の場合、精神面を病んでいます。つまり本来決意するかどうかを決める“意識そのもの”を病んでうつ病に侵されているので、治療しようという気にはなかなかなれないのです。

もはやうつ病はアイデンティティと化してしまっているのです。

だから、誰かから「うつを治そう」というスタンスで励まされると『俺を否定するのか、今の俺じゃダメだから変えろっていうのか』と、人格否定に繋がるケースが経験上とてもよくあります。余計に寛解を目指したくなくなるのです。そしてより一層うつをこじらせてしまいます。

ですのでこれは以前も言いましたが「今のままでいい、治さなくていい、今まで苦労してきたんだからこれからはもっと自分を大事にしてあげてほしい」というような、今の状態を肯定してくれるような励まし方が必要だと思います。

またうつ病患者自身としても、人がなんと言おうと、自分は自分を肯定するような気持ち、また「いつまでに治そう」というよりは「うつと一生涯関わるつもりで、うつとどう関わっていくか考える」というのが心と体にやさしい考え方ではないでしょうか。

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