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うつ病患者が本音を吐くと「じゃあ俺も言わせてもらう」と暴言を吐かれてしまい、うつがより悪化するジレンマ

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本当に伝えたい「うつに無理解な人」にうつ病患者の本音や症状は届かない

「うつ病 無理解」などで検索すると、『うつ病患者はこういう状態なので健常者のみなさんはよく理解してください』みたいなのが出てきます。

これ、うつ病患者からしたら、すなわち僕からしたらすごくありがたくて、「ほんとこの内容の通りだ!ぜひとも健常者にはこれを読んでいただきたい!」と思うのですが、実際あまり読まれることはないと思っています。

うつ病患者本人が読みに来ることはあっても、うつ病患者の周囲の人がわざわざ読みに来ることは少なそうです。

僕の家族でも、僕を主にうつに追いやっている父親や弟はこんなものを読んでくれはしないし、うつ病である本人が闘って本人が1人で乗り越えるものと思っていそうだし、うつで本当に苦しむ本人しか読みに来ないだろうなぁと推測はしています。

実際に、僕の両親は僕に「このうつ病の本を読めば何か手がかりが掴めるのでは?」と僕に本を勧めてきて買いましたが、自分たちは1ページも読もうとはしませんでした。(本当は周りの支援者にこそ読んでほしいのですが)

まぁそれは当たり前といえば当たり前で、うつ病患者の周囲の人からすればこういう文章は「私たちうつ病患者はこんなふうに苦しんでいます!わからないお前たちに教えてやる!読め!」という上から目線に感じてしまう可能性も高いですし、「うつ病患者が苦しいと言うなら、こっちだってお前らと関わるのはしんどいぞ?俺らの気持ちもわかってくれ」と言われてしまいそうです。

症状を訴えただけなのに「じゃあこちらも本音を」と言われる

そして実際そういうことが、僕の実体験としてついこの前のことですが、ありました。

弟にうつの症状を理解したくて本音で語ったところ、「じゃあこっちも本音で言わせてもらうけど、前のかーくん(筆者)の方がよかった」など、まぁそのあとも色々と言われ(思い出したくありません)、ズタズタに傷ついてしまいました。

うつ病患者への接し方を説明しようとすると「じゃあこっちだってうつ病患者と接する苦しさをわかってほしい。そちらだけ『自分たちのことをわかってほしい』ではわがままだ」などと言われてしまい、その後つらつらとうつ病患者に対する愚痴を聞かされ、余計に死にたくなって「話さなきゃよかった」と後悔する。

うつ病の理解を得ようとした、すなわち今後生きやすくなるように努力したことが、かえって裏目に出てしまう。

健常者にうつ病患者の気持ちはわからない

健常者はうつ病患者の気持ちは絶対にわかりません。

だから一応説明することは大事ですが、とにかく何とかして100%わかってもらおうとあれこれ説明すると健常者に嫌気がさしてしまい、反撃を食らう可能性があります。

残念ながら、健常者はなんとかうつの苦しみを想像しようと努力することはできても、理解することはほぼ不可能です。ほとんど理解できないかもしれません。

それを我々うつ病患者は頭に入れておくべきです。

わかってもらえない人とは、わかりあおうとせず、距離を取るしかないんですよね。

これはうつ病に限らず、発達障害などでも同様だと思います。

目に見えない症状で、しかもわがままに振舞っているように見える症状というのは、どうしてもなかなか理解されにくいものです。

ただそれでも、どうしてもわかってもらわなきゃいけない、そうでないともう自殺してしまいかねない、という局面も出てきます、本当にうつが深刻ならば。

そういう時に話し合うと口論になる可能性もあるし、こちらが前より傷つく可能性もありますが、仕方ありません。言うしかありません。

僕も大学がつらすぎて退学するしかないのに、父親が許してくれなかった時がありまして、その時は本気で希死念慮について語りました。必死でした。母親も協力してくれました。

やはり父親は理解してくれませんでしたが、鬼気迫るものを感じたのでしょうか、退学は許してくれました。

でもよほどのことがない限りこういうことは言わないでおこうと僕は決めてしまいました。

というか例えもう本当に自殺してしまうとしてももう話したくないです。どうせ言ってもわかってもらえないしこっちがいたずらに傷つくだけだし。

うつ病患者が症状を吐露することと健常者がうつ病患者に文句を言うことはフェアではないのでは?

でもなんて言うんでしょうね、うつ病患者は「うつ病患者と関わらせてしまって申し訳ない。私なんかと関わってつらいだろうな」と常に自責の念に駆られている場合の方が多いと思ってます。元々そういう性格の人がうつになりやすいわけですし。

反面、うつに無理解な周囲の人はうつ病患者の気持ちを想像すらしてくれません。まぁそりゃそうですよ、自殺したいと思ってる奴らの気持ちなんか想像したらネガティブになるだけだし、うつ病患者であるこちら側としてもあんまり想像してほしくありません。

1日でもいいからうつを経験してもらえればわかるのになとは思いますが、一方で、こんな目に遭うのは自分だけでいいとも思います。

そういうわけなので「うつ病患者である私はこんなに悩んで苦しんで周りの人たちの気持ちも考えているのに、というか考えすぎた結果こうなったのに、それに比べてあいつらは…」と愚痴りたくもなります。

僕の中にもそういう愚痴だらけです。

でも言えないのでひそかに悶え苦しんでます。

こういう孤独な地獄の苦しみを誰にも気付かれずに味わい悶え苦しむのがうつ病の特徴というか、悲惨なところです。

たとえ弱虫どもの集まりだと思われてもいいから、うつ病患者はうつ病患者同士で結束して励まし合うのが1番いいなと感じています。

どうせ健常者にはわかりっこないですから、精神疾患者だけで肩組んでなんとかギリギリ乗り越えていくしかないかと。

周囲の無理解に苦しむ時に必ず頭によぎるのは「本当に自殺してしまえばあの無理解な奴らも一大事だったんだと後悔してくれるに違いない」という思いですね。

こんなに苦しいのにあいつらは(しかもそれがうつになった原因の人である場合さえある)、平気な顔してなんの苦労もなく毎日酒でも飲みながらヘラヘラして意味のわからないことを喚き散らして我々精神疾患者を馬鹿にする。そんな奴らには「私の自殺」という反撃を食らわせてやりたい、とも思うことはよくあります。

なんというか…僕が一番言いたいのは、鈍感で傲慢な健常者が「お前らがうつでこんなに苦しいとアピールするなら、こっちだってお前らうつ病患者と関わる苦しみを知ってくれ」と、それは一見平等にやらせてくれよと言っているように見えるが、実際今まで一方的に苦しめられてきてうつの発症に至ったのは精神疾患者であるこっちなのであって、今までが不公平だったものをうつを発症することでようやくわがままにならざるを得なくなり、公平に戻せるチャンスが得られたわけで、こっちがうつで苦しむということをもって今まで虐げられていたものを打ち砕き、平等になるのではないか、ということです。

わかりにくいですよね、すみませんw

僕の愚痴も入ってます。

うつ病患者は虐げられてきたんですよ。それでついに限界がきてうつを発症したんですよ。それで虐げてきた人に対して今までの呪縛から解放されて自由になろうとしているのに「うつ病患者に接するのに困るこっちの身にもなれ」では話がおかしいではないかと、そういう憤慨が……

失礼しました、もうあんまり言わないようにします。

うつ病になるっていうのは、弱いようで、実は最大の攻撃なんですよ。ということでよければこちらも読んでみてくださいな。

「うつ病の発症」は支配者に対して有効な反撃手段
うつ病患者を見ると、周りの人はだいたい「わがままになった」「病気の治療というのはわかるが、なんであいつのわがままを通さないといけないんだ」「あいつが弱いだけだろ、なんでこっちが合わせないといけないんだ」と思うかもしれません。今まで自由闊...
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